技術紹介

まずはお客様から用途や構想をお聞きするところから設計は始まります。
綿密なお打ち合わせをした上で、最良のモデルを2次元、3次元の図面を起こし、お客様のご要望を形にするお手伝いをさせていただきます。

設計・開発

発注したいが図面が見当たらない、設計者が不在というお困りごとにも、現物を測定し図面化いたします。

設計から加工までを一貫して行うことにより、様々な角度からコストダウンや使い易さに繋がるご提案をさせていただきます。

仕様が決まりましたら、加工・表面処理・組み立てまで一貫生産にてご対応いたします。
社内で製作した部品を、細かな調整を行いながら組み立てられるのも一貫生産の強みです。

加工

高性能マシニング装置を使用し、チタン、アルミ、ステンレス、鉄、樹脂、カーボン等、各種材料の加工に対応。

中でもチタンの加工には多数の実績があり、ドリル加工では最小のΦ0.03まで、エンドルミ加工ではΦ0.1までの加工に対応いたします。
マシニングで加工する場合、微細な加工を求めるほど刃物が撓み加工面にビビリが生じます。
このビビリをなくすためには長年の作業から得られる経験と知識が必要になります。

弊社では熟練の技術者が長年の技術と知識で刻々と変化する状況を見極め、精度と品質の維持に努めています。

仕上げ

加工の各工程間全てで技術者の目により製品の状態をチェックします。マシニング加工後、肉眼では見つけられないような小さなバリも顕微鏡を使い製品一つ一つを手作業で検査し、仕上げていきます。
手間をかけても優先するのは製品になった時のクオリティです。

表面処理

表面処理技術のひとつであるPVD処理をいたします。

特にボンバード効果で密着力等の高機能特性をえられるAIP(アークイオンプレーティング)法でのコーティング処理を行います。
窒素化合物をワークの表面に ～4.0μmの薄膜を真空蒸着いたします。

耐磨耗性、耐腐食性、離型性、CCD検査性向上等、ご要望に応じたメディアにてご提案いたします。
困難とされる、非鉄金属へのコーティングも可能です。

社内検査

全ての製品は最終的に人間の目と手によって品質検査をしています。製品図面寸法や図面要件を正確かつ確実に満たし、要求理由を理解した上で品質第一をモットーに設計から加工、表面処理、最終検査まで一貫して社内生産とすることで最終品質の誤差を少なくし、製品に対して万全の保証をしています。
また、ノギス・マイクロメーターなどの測定器のほか、ＣＮＣ画像測定機を採用し、一般加工品から微細加工品まで品質管理を行っています。